2009年 04月 18日
旅
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ミュージシャンというものは旅をしてついでに演奏するものか、演奏する為に旅をするものなのか時々わからなくなりますが、演奏も旅も好物な自分にとりましてはどちらでもいい話しでありまして。
旅先でどんなに素晴らしい景色を見ても、どれだけ素晴らしい体験をしても、きっといつかは忘れてしまうのだろうなと時々思ったりします。幼いころの遠足や運動会の記憶同様にあれだけ楽しい記憶がだんだんと薄まっていくという事を大人になるにつれ痛い程に思い知らされる訳でして。しかしながらそれも悪くないのではと思える訳でして。記憶など、所詮曖昧で、着色や脚色が施されて脳みその何処かに留まっていく訳で、ぼんやりとした感動が増えていくのは心地よいのではと思ったりいたします。
写真を撮ったりビデオを撮ったりすると至極記憶に留めているような気分になりますがそれはあくまでも記録にすぎないのでして、本来のその場の雰囲気やその時の体調やその時の感情によってにエフェクトを施された記憶とは違う訳でして。
写メを撮るよりもその時のその場の雰囲気を一生懸命感じる努力だけが記憶を強化させるのではと思うのですが、ついつい写メを撮ってしまうのです、これからも、きっと。。。
とある素晴らしい海の風景と昨日お邪魔した千葉県の蘇我駅からの一枚です。
昨日の成東文化会館での演奏も会場までの旅も楽しゅうございました。
by rui-shim
| 2009-04-18 23:06
| ■ Diary
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